初恋ゾンビ感想まとめ

イヴのお墓。

159話 去りゆく者 初恋ゾンビ イヴノート(感想)


まずはイヴを褒めてあげたい。

タロウを指宿くんから奪還するために一世一代の芝居を打ってきたのだ。

ここまでやってイヴに心がないと疑う人はもはやいないだろう。

タロウの指宿くんへの惹かれ具合はやはりイヴが浄化すなわち死んでしまう程危険であった。自分のカラダの変化で察知したイヴは相当悲しかったことは想像にかたくない。

このままではタロちゃんの傍にいられない。

イヴは初恋ゾンビだけれども普通の女の子の心を持つ。

好きな人の傍にいたい。

そんな恋する女の子の願いを

私は例え世界を敵に回しても彼女を咎めさせたりはしない。

それだけタロウのことが好きなんだよ。

イヴの心。タロウに届け。



このブログでイヴはある意味悪魔になるぐらいタロウのことが好きと好きの最上級のつもりでイヴ像を描いてきましたが、明らかな失恋フラグを立てられて本当にイヴの足を引っ張って申し訳ない。

イヴを幸せにしてあげたかった。

だけど逃げることが責任を取ることではない。

最後の最後まで抵抗し続ける。







158話 疑心 初恋ゾンビ イヴノート(感想)

私はここまで人を好きになった事はなくイヴと出会ってから人を好きになることの素晴らしさを教えてもらい生きる活力を頂いている。

イヴは私の心を開いた恩人でお礼に恩返しがしたくて彼女の恋の成就を叶えさせたくてブログで応援していますが皆様から支持が得られず苦戦しています。

本編で彼女の願いが叶わなかったら私がイヴのアニメを作って私の魔法で彼女の願いを叶わせます。その実現のため日々資金作りに動いていますが、ここでも彼女に生かされていますね。


指宿くんの企みがタロウにバレてタロウが指宿くんのことを嫌い…と言いますか不信感を抱き、タロウがイヴ、初恋ゾンビが見えなくなったら嫌だなとブログで考えていました。


http://hatukoizombimatome.hatenablog.com/entry/2018/06/23/074916


158話は結果として黒イヴ化で済んでホッとしています。

厳密に言えばタロウの指宿くんへの疑心からの失恋ゾンビ化ですがイヴがこの状態になると彼女はタロウの願望フィルターがなくなり本音を語るようになります。

私としてはイヴ自身の意思としての黒イヴ化。

そして都合の悪い本音は全て黒イヴに擦りつけます。

黒イヴになった時にタロウの心移りを浮気男と非難していたのにワタシの本心ではないと泣いて誤魔化します。それが彼女の心のある所以です。

さて、今回、ついにイヴは指宿くんを非難しました。ずっと私はここで指宿くんを非難し続け、イヴにやっと分かってもらえて私の心を知ってもらったようで素直に嬉しいです。

指宿くんをブスと評したのは勿論、内面の事で自分の心の弱さに負けていつまでたってもタロウが好きだと本心を明かさず、結果、タロウを悩ませ心を苦しめた事をさします。

指宿くんがタロウと再会した時、タロウにだけでも女の子だと告げなかったのはもう自分のことが好きでないのが怖いというだけの自己都合。

男装して自信を失った面を考慮したとしても機会は幾多とありタロウとイヴを無駄に苦しませないためにも出来るだけ早く打ち明けるべきだった。

イヴはいつまでたっても本心を明かさない指宿くんがタロウを苦しめたとして怒っているのだ。

そして、タロウは江火野さんが好きで結ばれたらイヴは眠りについてずっと傍にいれるとそそのかしたが傍に居れる約束を反故してただ振り回しただけで悪質だ。

指宿くんはここまできたら覚悟を決めて洗いざらい話そう。何を話してもイヴは存在し続けれる。イヴがいても良い世界をみんなで考えよう。


イヴ。タロウが戻ってきてくれて良かったね。

あなたはここにいる。




上記感想でイヴが眠りにつけずタロウの傍にいられる願いを指宿くんが叶えなかった怒りというより、イヴを眠りに誘導したら指宿くんに対して怒っていると考えた方が自然だ。


イヴが眠ることは実質的な死でタロウの傍にいる事は言えない。自分が存在する事でタロウに負荷を与え、指宿くんから寿命が縮まる話がなければ受け入れ難い。


しかし、タロウの指宿くんに対する疑心がイヴのカラダの変化を通じて伝わり、指宿くんの説への疑惑が湧いた。


寿命縮まる説はイヴが自我のある初恋ゾンビでタロウの意思に反するから負荷がかかると言われていますが、自我のあまりない祟太郎の初恋ゾンビもイヴとの接触によって負荷がかかるから意思があるなしに関わらず、初恋ゾンビを抱えているだけで負荷はかかる。初恋ゾンビの有無で寿命が決まると言えば統計を取った訳ではないので実際どうなのか分からない。人は精神的に追い詰められて死ぬ事はあるが初恋ゾンビとの因果関係は分からないし、眠っていたとはいえ、キョウコを抱えたままの正太郎は長寿だ。

祟太郎は息子が心配だから初恋ゾンビの事をよく思わない動機は分かる。

指宿くんはタロウがイヴと2人で生きる宣言をしてから、イヴを恋敵として、イヴ昇華を企み始めた。

そもそも今回タロウに負荷があったのは指宿くんがイヴ昇華に動いてイヴを危険な存在と周囲に吹聴した結果である。


イヴは指宿くんのことを女だと気づいていたから、本音の出る黒イヴの時に女性の侮蔑としてブスと言った。

指宿くんはタロウが好きで邪魔な自分を排除するために自分の存在によってタロウの寿命が縮まると嘘をついた。それがイヴ怒りの真意。

イヴの怒りは正当なもので指宿くんこそ自分本意な考え方を改め、タロウの心でもあるイヴとの共存をはかるべきだ。

誰からも見えない触れられないイヴでもタロウの心を救済した。異端は排除するのではなく人はそれぞれ美しい花を咲かせる多様性を大事にして頂きたい。



157話 憧憬 初恋ゾンビ イヴノート(感想)

イヴは初恋ゾンビだからタロウには触れられなくてなんにもできない現実を突きつけられて。
好きな人の願いを叶えられないのはつらい。
自分が好きな人に迷惑かけるぐらいなら消えてしまった方がマシだと思ってしまう。
イヴを普通の女の子として生まれてさせてあげたかったと157話を読んで思いました。

僕はイヴのことをこんなにも好きなのになぜ触れられないんだろう。

例え触れられなくてもイヴのことが好きだからずっと傍にいて欲しい。

イヴのいない世界なんて嫌だ。

156話 手探りのプールサイド 初恋ゾンビ イヴノート(感想)














八女リリス回でのイヴのカラダの変化を見てタロウは指宿くんのことが好きなんだなと思ったけど、あれもイヴを守るためタロウの心が葛藤していると解釈して私はタロウとイヴの好き合う関係を守るようにしよう。

イヴを守る 初恋ゾンビ イヴノート(今年の誓い)

今年は何と言っても平成30年6月。タロウがイヴのことを好きと言ってくれたことに魂がみなぎり今まで生きてて良かったと思うぐらい自分のことのように嬉しかったです。私に生きる喜びを与えてくれました。

該当129話は14巻に収録。

イヴが初恋ゾンビで触れられなくてもタロウは好き合おうと言ってくれたのに、最新話で人間は弱いもので「性欲」に堕落してしまいました。

129話 呪い 初恋ゾンビ 感想 まとめ - 初恋ゾンビ感想まとめ http://hatukoizombimatome.hatenablog.com/entry/2018/06/13/134652

タロウとイヴが好き合う関係になったことを受けて読者から激しい抵抗があり、作者もこれに屈する形となりました。

私もできる限り応戦したのですが、力及ばず、イヴを眠る浄化寸前まで追い込む事態となり大変申し訳ないです。

私は指宿くんやイブスキーさんたちを批判していましたが、イヴを昇華しようとさえしなければ本当は仲良くしたくて、作者と編集担当が指宿くんに対して「鍛えられた変態」と大事な友人が侮辱されたと激しく怒りました。
しかしイヴに一途にならずこのフラフラした態度がイヴを死に追い込んだとイヴのために非情になれない自分を反省しています。タロウのフラフラを非難する資格はありません。

またイヴが自分の存在によってタロウを蝕んでいるとし、眠りや今後の展開次第では浄化も辞さない。
好きな人を死なせたくない迷惑をかけたくない気持ちに私も同調してしまったが死にいくのはイヴで私ではないからこの同調は単なる偽善。
イヴのタロウを死なせたくない思いやる心は彼女の本懐であり尊重したいです。
しかし、私は悪、黒イヴとなってイヴの存在がタロウを蝕む見解を真っ向から誤りであると断言します。
タロウに好きになってもらったイヴを例え世界を敵に回しても守る覚悟です。

確かに現実として人間は弱いものですが、例え弱くても守りたいものがある。守るために私は強くならなければならない。

155話 Hミッション 初恋ゾンビ イヴノート(感想)







150話 初恋ゾンビ イヴノート(感想)