初恋ゾンビ感想まとめ

イヴのお墓。

140話 元旦と曇天 初恋ゾンビ 考察 イヴノート

初恋ゾンビ(1) (少年サンデーコミックス)

初恋ゾンビ(1) (少年サンデーコミックス)

😊139話も含む140話感想

江火野さんとは問題解決してきた仲間だと思っていたのでイヴの存在を知ればイヴと仲良くなれると期待していたのですが、タロウと二人きりの空間を汚された、さらにそれが男の妄想だったことから拒絶され初恋ゾンビ戦線から離脱することになりました。
タロウとの関係を幼なじみよりも女を優先して接してしまった。
幼なじみだったら、タロウのために指宿くんと一緒にイヴを追い払おうと言うでしょう。
指宿くんのタロウへの恋心を否定したのは自分の恋心を優先すると言うより、自分の恋心も否定しつつあるのかなとも考えてイヴ的な見方だとタロウ好き仲間がいなくなった寂しさがあります。
江火野さんの出番はイヴと指宿くんが共倒れになった正太郎ルートしかないのか、朱々子のストーカー対策時のようにあえて空気を読まない突破力、無理矢理胸ぐらを掴むアピールの図笑でタロウに直接気持ちをぶつける初恋ゾンビ戦線復帰をして再び初恋ゾンビ仲間になれればイヴと分かりあえるのではと希望を持ちます。

指宿くんはイヴ昇華後江火野さんにタロウを譲る計画で江火野さんもタロウの初恋ゾンビ問題は指宿くんに任せることからお互いにタロウを譲ってしまう形となり二人ともそこまでタロウのこと好きではないと考えていましたが指宿くんがイヴ昇華対策に江火野さんを関与させないタロウを近づけさせない独占したい気持ちの表れと考え改めました。
つまりまだ指宿くんはタロウのことを諦めていません。
ただその辺りの複雑な乙女心を139話の柱文(編集担当)や140話一姫に変態と揶揄されてます。作者もタロウへ好きだと気持ちを打ち明けない指宿くんを批判していますが、私はそこまで指宿くんを批判できない。イヴという壁もありますが、そもそも打ち明けるのに勇気がいる。打ち明けてしまうことで関係が壊れるのが怖い。別れの日に打ち明けて頭突きをもらい初恋ゾンビが見える呪いをかけられたトラウマもある。好きすぎて感情的になりイヴを昇華しようとする。

140話の表紙は小姑一姫に気に入られようとするしたたかな表情をする嫁イヴが面白かったです。
一姫の行動はタロウの嫁にイヴが相応しいか試練を課しているようです。江火野さんをぶつけたけど功を焦ってイヴを知れてしまう策士策に溺れてしまったから次は指宿くんを刺客に送るのか。

128話129話で指宿くんがタロウに振られた?と感じたことでイヴを憎しみあまりイヴ昇華へ傾いたと見ていましたが139話でイヴを一人の女性として認めていることが分かりました。
ただそのイヴ観が自分もタロウが好きだから感情的で偏っていて冷静見れてないので私が思うイヴの本質を探ります。
指宿くんはかつて自分がそうだったようにイヴを無邪気だと評していますが実際のイヴはタロウが他の女の子に気持ちが傾いているのは触れない誰からも見えない自分のせいだと内心悲しんでいます。
料理回と129話で心情吐露してましたね。だけどそれを表に出しすぎるとタロウを悲しませてしまうのでイヴは無邪気に笑っているのです。129話でも泣いてる顔を手で隠してタロウを心配させないようにしてましたね。タロウも自分を思うイヴの気持ちが伝わったから好きになったのだと思います。

140話でいわゆるおっぱいばいーん笑がタロウの好みによって作り変えられたとなってますがタロウが作り変えたのは衣装だけでイヴはタロウと再会した時からおっぱいばいーん笑でした。


これはイヴが生まれた時から自我を持ってタロウと共に成長したからタロウに好きになってもらおうと自分でタロウ好みのカラダに成長したと考えてます。

129話 呪い 初恋ゾンビ 理想の女の子 イヴノート 考察 - 初恋ゾンビ感想まとめ http://hatukoizombimatome.hatenablog.com/entry/2018/06/17/003921

イヴ自らのカラダの成長が指宿くんの想いを挫く。初恋成就すると浄化する運命に逆らってイヴ自身がタロウと好き合う関係になろうとするイヴの気概が感じられるようです。

後、無邪気に好き好きと一姫からはタロウの願望によりイヴはタロウのことが好きだと言われています。
確かに初恋ゾンビの本能から好きというのは否定はしませんが、それだけではなくイヴにはイヴだけの心があります。

例えば5話でタロウは指宿くんや別府さんにベップZが危害を加えても関与しないことをイヴは非難しています。


ツナヒカの時もイヴは手伝っていたら自分が消されるかもしれないからタロウの頼みを断っていたこともあります。
最近気付いたのですが103話の失恋Zイヴの状態の時が本音で我に返って泣いてるイヴが可愛い子ぶってますね。タロちゃんの嫌がることを言うのはワタシではない。
112話の浮気男もそうですよね。普段は彼女扱いしててコロコロ自分のカラダ変化させたら浮気だよ。129話でも言ってました眠くなるも苦しむのもココロが温かくなるのも。知りたくないし認めたくもない。そんなことも分からないからタロちゃんはモテてないんだよと失恋Z本音のイヴもタロウを想って傷つけないように配慮して言うイヴもタロウの都合だけの存在ではない。

パンチラチラも好き合う関係になってからタロウの願望からかイヴはパンチラしなくなりましたが、126話で指宿くんと対面してる時はパンチラしてないのですよね。タロウが自分以外に見せるなという願望の可能性もありますがイヴ自ら重要な発言をしてます。
(いつものセーラーを指宿くんから寒そうと言われて)冬の制服に着替えようか?
タロウの性格上イヴにパンチラをさせる願望を出してない(林間学校の風呂でも見えるか見えないかが好きと思ってる)イヴがタロちゃんはパンチラが好きと忖度したのです。タロウのパンチラ好き疑惑晴れる笑
好き合う関係になってからはパンツで気を引かなくてもいいし、彼女がパンツ丸だしだとタロウに恥ずかしい思いをさせるので彼女に相応しくなるため大人の女性への道を歩んでいるのですね。

ワタシのパンチラ好きな人達
ごめんなさい~
ワタシのパンツはタロちゃんだけのものなの。

ここまで自我のあるイヴを強調しましたが、それはやはり指宿くんがイヴはただの初恋ゾンビで昇華するのが救済だと思っていてそれは誤りで指宿くんに人殺しをさせたくないからです。
127話のイヴは女の子だったら良かったは過去形(138話でも指宿くん過去形使ってました)128話で否定して自分のカラダに何があってもタロウの傍にいると宣言しました。


予告をするなという話ではありません。
例えば江火野さんの話が続いた時他の女のヒロイン推しを安心させる予告も出しますし観覧車の聖域が脅かされイヴが苦しんだ時予告で本音を話すと言ったことで無事を確認できました(でもよくよく考えたら本音でないしイヴは浄化を願ってるとミスリードさせたから126予告も問題ありますね)
やはり余計な前情報出さず、ネタバレもしないでそのままな状態で作品を楽しめる配慮は必要です。

後変態か否かですが私は三人一緒の絆を守りたいから変態ではありませんし、指宿くんもそこは否定して欲しかったです。賢くても指宿くんは自分のことになると冷静になれませんね。

😊祟太郎の愛しかった人は生きてる
祟太郎が初恋ゾンビは悪魔と発言した対抗処置としてかつて祟太郎もタロウと同じ状況考察をしました。

132話 未来の行方 初恋ゾンビ 愛故に イヴノート 考察 - 初恋ゾンビ感想まとめ http://hatukoizombimatome.hatenablog.com/entry/2018/07/04/221330

この時祟太郎の初恋ゾンビは好きな人の幸せを願って浄化したと考えましたが最新の説で実は生きてるのではないかなと考えています。
その根拠がタロママこと那津子。
イヴが那津子のことをママと呼んでますがこれはタロウのママというだけでなく自分のママという意味合いもありそうです。そう那津子ママは今も初恋ゾンビが見えてると考えています。

若年層の女性にとって初恋ゾンビが見えて自分がモデルの初恋ゾンビを作り変えられたのを見せつけられるのはセクハラですが年齢が経つにつれ初恋をしてない人が周りにいなくなるから自分の姿をした初恋ゾンビを恐れる心配がなくなるかもしれません。

イヴ以外にも見えてる初恋ゾンビがいます。そう祟太郎の初恋ゾンビ(仮名ナツZ)

タロウが別れの日をきっかけに初恋ゾンビが見えなくなり、見えなくても共に過ごしたからイヴも成長した説も好きですが、やはり誰からも見えないのは可哀想だし子どもで甘えたいだろうから、那津子とナツにイヴのママになってもらいました。
タロウについてたのもありますが話す人がいたから再会した時も割りと話せたと思われます。
祟太郎は初恋ゾンビが見えなくなったか見える力が弱まった。
祟太郎はナツを浄化したかったから何かの拍子で見えるようになって祟太郎を困らせるから那津子についてたのでしょうか。
十五の夜も実はナツがタロウとイヴを見ていましたが二人が急接近するも結局触れられなくてお互い傷つけないためナツが那津子を呼んだ。

😊141話予想
指宿くんはイヴと出くわして欲しいですね。イヴはタロウと好き合う関係になったことを報告して指宿くんの本音を引き出して欲しいです。
キス話を指宿くんに打ち明けた時イヴは自分がタロウになんにもできないから指宿くんが傍にいてと頼んだり成就寸前の輝きを見せました。
イヴには何の覚悟を示さないまま女装してる指宿くんにイヴは自分が彼女になったからタロウを無意味に惑わすことはしないで欲しいとお願いして頂きたいです。