163話 初恋ゾンビ イヴノート(感想)
ついにイヴはタロウのため浄化する覚悟を決めた。
指宿くんを陥れたのはあのままだとタロウが指宿くんに不信を抱いて浄化できなくなるから、一旦自分に引きつけてタロウに自分は人間ではないと知らしめて、自分から離れさせるためだろう。
そして自分はただの初恋ゾンビであり、初恋成就をして浄化することが自分の願いということにすれば自分を消してしまうタロウの罪悪感がなくなるだろう。
イヴは世界で1番タロウを愛しているのにその愛の形が自ら消えるしかないのが本当に悲しい。
ただタロウはイヴとの接触によって命の危険があると聞いたにも関わらず顧みないでイヴの手を握ってくれたのは嬉しかった。
タロウはイヴの想像を超える愛に気づいてくれることを願うばかりだ。
- 作者: 峰浪りょう
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/12/18
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