初恋ゾンビ感想まとめ

イヴのお墓。

4巻29話 レッツ クッキング!を振り返る

こちらは4巻29話レッツ クッキング!を振り返る記事です。
初恋ゾンビまだの方は1巻無料で読めますのでこちらからどうぞ。
https://www.sunday-webry.com/series/1120












ここからは週刊少年サンデー連載を追って読まれてる方向けのネタバレの話をイヴメインでします。

先に結論を言いますが、私はイヴが好きです。
イヴには、自我が、心がある。
イヴに消えて欲しくないので、
できることはなんでもやっていきたい気持ちで書きます。

イヴは初恋ゾンビで実体がなく好きな人と料理を作ったり、食べることができないに寂しくなって、思わずタロウを離れ屋上へ行きます。
ここだけでもう泣いてますが、最近でもヒロイン達はタロウに誕生日プレゼントを渡すことができましが、イヴにはできませんでした。
私としては心だけで充分なのですが、イヴ本人からすればタロウが好きなゆえにできないのが悲しいのです。
今はナストの江火野Zを見届けるためタロウの元を離れています。タロウの最も近くにいるけど、「初恋ゾンビ」であるが故に触れられない寂しさを癒すために。

同じ実体化で触れる触れない話があります。
生徒会長選でタロウを本気で怒れないから触れらない話があり、これが本当に好きだったら触れられるはずと思われそうな心配があって、イヴが可哀想だから、実体化はイヴのタロウへの愛は関係なく、運が良ければできるぐらいに考えたらお互い傷つかないと思います。

イヴが初恋ゾンビで自分でコントロールできない描写がある事から本当にイヴに自我があるのか心配する声があります。今回の料理回で創造者であるタロウの意思に関係なくその場を離れ、自分の気持ちを伝える。自我があるしか思えませんが、自問自答とも解釈できるようです。
そこでイヴの自我を証明できるのが第三者である指宿くんです。
イヴを浄化させないため、指宿くんはタロウへの恋心を封印させる犠牲の上でイヴは存在しているので、さらに自我の証明までやってもらうことに申し訳ない気持ちであり、物語の悪魔的構造を憎みます。

イヴは生まれは初恋ゾンビですが、好きな人がいる普通の女の子です。
タロウと二人で静かに暮らしていきたい彼女の願いが叶いますように。